大学って日本のものじゃないの。

グローバルってば。

理系なので英語は苦手なのさーと言い続けていればいい時代は終わってしまって、なので渋々始めた勉強は工学系の英語検定に向けたものだったので結構面白かった、っていう、終わり良ければすべてよし的な感じで。
グローバルって言えば地球温暖化。グローバルウォーミングですよ。新しい言葉なんだろうね。だからか、グローバルには地理的なイメージがある。地理的に地球全体、っていう感じしかしないのな。国際的、っていうんならインターナショナルなんじゃないかと。
まあね、いいけどさ、ここ日本だし。英語を日本的な解釈で用いるのもいいんじゃないですか。大体、漢字って外国語だもんな。確かに日本語にしにくい英語もあるし。
でもなあ。明治時代にも日本にいっぱいどっさり英語が入ってきたけど、そういうのは綺麗な日本語になってるよな。なかでも好きなのは「野球」。広々したところで楽しく遊んでるのが「野球」っていう二文字に出てる。勝っても負けても楽しかったね、グランドに礼して、掃除して帰ろう、ほらごらん大きな夕日が沈んでいくよ、みたいな。
もし野球が「野球」でなくて、ベースボールの直訳の塁球技だったら、こんなに人気は出なかったと思う。

言葉を定義するのが。

大学なんだからしょうがないけど、外国から入ってきてるからしょうがないけど、言葉の定義についてあれこれ考えるの、どうなんですかね。
アメリカはね。二人に一人が肥満体で、三人に一人が超肥満体なわけですよ。食べ物に対して自制心がなくて、糖分や脂肪だらけの食べ物と言えないようなものでも安いからってばくばく食べて、家からも出られなくって中学生なのに心臓止まってしまう、そんな国なわけですよ。
そんな国が売り込んでくる分析手法、まずは疑ってかからなきゃ。いくらカロリーがあるか、脂肪分は何%か、ちゃんとみなきゃ。
大学のランキングって、本当はどれほどの意味があるんだろう。そのためにデータを集めるコストに見合うほどの効果が、本当にあるんだろうか。

分析する前に。

データを集めただけ、グラフにしただけじゃ分析はできない。というかそれ以前に、分類ができてない。
ハケン友達からよく聞くし私も思うけど、まあーみんな書類作るの下手で。なんしか無駄が多い。何でもかんでも打ち込んでプリントアウトして、けどファイリングできないから書類探して1日終わるのね。パワーポイント打ち出ししても資料にならないって。
なんかパソコンで書類作るようになってから、ますます下手になってませんか。手書きしていた時代の方がまだましだったね。丁寧に書類作ってた。
アメリカさんの美味しそうな戦略に飛びつく前に、まずは自分達の力量を見極めましょうよ。データを集めて並べることもまともにできないうちから分析だ分析だって騒ぐのはやめて、まずはどこにどういうデータがあって、どう取り出せばいいのかを調べましょうよ。