みんな何を読んでいるんだろう。

今週のお題「読書の秋」
畦道の派遣生活が始まって以来の付き合いのマグカッフの蓋の縁がちぎれてしまった。早速画像検索。あったあった。マグカップじゃなくてタンブラーみたいだ。タンブラーGOGOだって。販売促進用のものらしくて、普通には売っていないっぽい。本体はステンレスで周りが透明のプラスチックで冷めにくく持ち手ががっちりしてて300ccくらい入って茶呑みの畦道お気に入りのマグカップなので蓋だけ探してみます。
さて。読書の秋だわ。子供の頃は割と本を読んでいたけれど、最近は目を使う仕事をしているので新聞くらいしか読まなくなった。
んで、通勤電車の車内でスマホをしない畦道は、みんながどんな本を読んでいるのかこっそり観察している。
大人しそうな小柄な男性、ポチョムキンと革命。あんた何を企んでいる。
真面目そうなぽっちゃりとした女性。この銘柄が買いだ。勝負師なのか。
筋肉質の男性。三匹のおっさん。今時の若者は好きなのかおっさんが。
高校生が真剣に読んでいる本、それ持ってるよ。IT系の試験の参考書でしょ。分かりやすくてよかった。
明らかに裁判関連の書類。そんなに開いて大丈夫ですか。被告の名前も見えますが。いいんでしょうか。
小説らしい。主人公が「五十二歳になってこのように仕事を探すことになるとは思いもしなかった」って書いてある。畦道なんてここ十年ほどずーっと仕事探してますよ。楽しいけどそれも。
本の話をしている人もいる。営業の極意30とか50とかいう本を読んだらしい。なかなか実践するのが難しいって。正直だね。正直だけど、自分の仕事に関連する本ばっかり読むのって、疲れませんか。
畦道は近世の美術とか文芸とか好きだけど、時々建築の本も読んでいた。難しいのじゃなくて、写真の多い易しいやつね。バルコニーとテラスの違いとか、日本初の鉄筋コンクリートの住宅の話とか出てきたよ。
プログラマーだからってプログラムの本ばっかり読むんでなく、例えば虫の本とか野菜の本とかどうですか。畦道は料理が好きだから食べ物の本ばっかり読むけれど、時にはアホウドリの本とかも読むよ。アホウドリの話から何故か近代日本の海の歴史の話になっちゃったけど、面白かった。
たまにしか読まないなら、せっかくなんだから、よく知らない世界、あんまり関係ない世界の話を覗いてみようよ。