まだまだ暑いよ。

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久しぶりに労働組合のニュースを読んでみる。

連合会長が大反論!新聞はでたらめで「高プロ」容認はしていない
つらつらグーグルニュース見ていたら、こんな記事が目に止まった。ダイヤモンド・オンラインの記事。畦道はおっさんだなあ、こういうノリの記事が好きなのよなんか。

畦道は総評だった。

昭和の昔、畦道は地方公務員で、だから所属していたのは総評だった。今はなき社会党の支持母体の一つ。だから今は民進党なんでしょうな。
で。
以下記事の引用で、畦道が時々突っ込んでいくね。

改革。

安倍政権が「働き方改革」に盛り込もうとした、「高度プロフェッショナル制度」をめぐり、連合が混乱に陥っていると報じられている。政府案を「条件付きで容認した」と報じられた後、「容認を撤回した」とされるなど、紆余曲折しているのだと。そこで連合の神津里季生会長に、「混乱」の経緯と真相について話を聞いた。(ダイヤモンド・オンライン編集部 田島靖久)

──連合が、これまで「長時間労働を助長する」「残業代ゼロ法案だ」として反対してきた「高度プロフェッショナル制度高プロ)」を一度は法案修正などの条件付きで容認、傘下の労働組合からの反対を受け、一転して容認を撤回したと報じられています。

とにかくおかしな報道が重なっていて驚くばかりです。まず、はっきり言っておきますが、連合は一度も「高プロ」の導入を容認したことはありません。しかし報道合戦のさなかも、これに関して直接取材に来たのは1社だけでした。
議論が錯綜していますので整理しますが、われわれは、「働き方改革実現会議」で導入が決まった「罰則規定付き時間外労働の上限規制」や「勤務間インターバル規制」といった長時間労働を是正するものについては賛成しています。しかし政府は、これらの規制を盛り込むための労働基準法の改正に、過去2年間塩漬けにしていた「高プロ」などを一緒くたにして改正しようとしている。

畦道 ねえねえ、勤務間インターバル規制ってなあに。インターバルを取っちゃダメなの、それとも取った方がいいの。インターバルの間は時給が出ません、ってやつだっけ。だいたい、働き方改革っていうのが分かりにくいよう。罰則規定付き時間外労働の上限規制、って、確かその上限120時間くらいでなかったっけ。畦道、一ヶ月に正味150時間くらいしか働かないよ。残業が120時間て、一ヶ月何時間働くの。高度プロフェッショナルも、あれは年棒一千万くらいの人のことでしょ。そんな高給取りが残業がどうとか言ってるはずないと思うんだけどね。

この「高プロ」は極めて筋が悪いもので、連合としては一貫して反対しています。というのも、結局は「残業代ゼロ」の方が正しいネーミングという内容だからです。年収制限や職種制限は法律などで決まっているものの、労働時間規制の適用除外であるため、残業代はいりません、管理職でさえ決められている深夜割り増し賃金も払わなくていいというものなのです。
つまり、長時間労働を是正するどころか、逆に助長させかねない代物です。これでは、連合が最も問題意識を持っている過労死や過労死自殺を防ぐことなんかできません。長時間労働をめぐって、真逆のものを一つの労基法改正という法案で決めようとしているなんて冗談じゃない。だから一貫して反対しているのです。

畦道 筋が悪い、っていうのはタチが悪い、っていうことかしら。労働時間規制の適応外だから残業代が出ないとか深夜割増もなくなるってことなのね。気がついたらみんな規制の枠の外になっちゃいますよ、ってことなのね。でもさ、年収一千万以上の人って、何度も言うようだけど残業とか関係ないと思うけど。近頃ちょっとした会社なら高給取りでなくったって社員に自宅勤務を義務付けているよ。連休が飛び石になったら一斉有給になるし。連合が問題意識を持っている、って、そんな感じ全くしないんですけどね。畦道だけですか。もともと労働組合って男尊女卑と年功序列の塊じゃないの。

そもそも、新たに法律で定めなくても、多くの企業で、企業側の努力で成果に応じた体系をつくり対応することができるし、やってきているわけです。それを無理に法改正する必要はないと考えています。

畦道 え。何をやってきているって? どの企業で? 七十過ぎた人をシニアパートナーとかって会社に残して、居眠りさせてるのがそれですか。

もう一つ問題視しているのが「課題解決型提案営業への裁量労働制の適用の拡大」です。「高プロ」ばかりが注目されて、あまり知られていないかもしれませんが、今回の労基法改正には、「課題解決型提案営業」にも裁量労働制を拡大しようという内容も潜り込んでいます。今どき、ほとんどの営業職がいうならば「課題解決型」です。逆に言えば、今や、顧客の課題解決をしない営業なんてありません。したがって、約350万人もいるといわれている営業従事者が裁量労働制の網にかけられる危険性があるのです。

畦道 畦道は営業の仕事したことないけど、営業は提案はするけど解決まではしないと思うけどなあ。そんな提案から立案から解決までしてたら、それこそ何時間仕事しても足りないよ。

そもそも、現在ですら、本来の裁量性の有無が疑われるような危険な運用が横行しています。勝手に「あんたは裁量労働制なんだから」とか言って、何時間もただ働きをさせるような事業者が、既にいっぱいいるんです。その結果、過重労働になったり過労死に至ったりするケースもあります。そうした現状を放置した上で、法律営業職全般にも網がかかるような事態は絶対に避けなきゃいけない。この点も反対しているのです。

畦道 企業って、成果に応じた体系作っているの、それともただ働きさせているの。どっちなの。そういう現状を放置って、労組だって放置してきたでしょ。それに、そういうことは法律で規制しなきゃ。法治国家なんだからさ。

──といはいえ、高度プロフェッショナル制度については、7月13日に首相官邸安倍晋三首相と会談、制度適用者に対し「年間104日以上かつ4週間で4日以上の休日を確保することを義務付ける」といった健康確保策の付与を求めるなど、賛成しているようにも見えます。
 それも全く違います。そうした勘違いをされたくなかったので、事後のぶら下がり取材でも「連合は反対です」と言い、資料まで配りました。にもかかわらず、そうした点は報道では一切触れられていないから誤解が生まれたのです。
 首相に対しても、「高プロ」は必要ないと思っているとはっきり言いました。その点は曖昧にできません。だから、政労使の合意文書にまで達していません。
そもそも、労使関係の交渉で、どちらかが100%いいとこ取りするということはあり得ません。お互いに主張しながら、物事を前に進めるために妥協点を見いださなければならない。だから、話し合いの場を活かし、反対を前提としながらも健康確保対策を出したのであり、その趣旨自体は基本的に組織内部では認知してもらっています。

畦道 結局どっちなの。それに妥協点て何よ。何勝手に妥協してくれてんのよ。なんかこう、「そもそも」が、どのそもそもなのか分からん。組織内部の認知されてるならなんで抗議されるのよ。結局は内輪揉めなのよね。なんかもう、勝手にやってろって感じ。だいたいさ、4週間に4日って、週休二日より少ないし。

一度、法案として国会に提出されてしまうと、民進党には頑張っていただきたいのですが、われわれには手出しできなくなってしまいます。それが今回は、法案についてどうするかという話し合いの余地が、特殊なケースとして生まれた。そんな貴重な場があるのに、指をくわえて見過ごすことは許されない。だから、申し上げるべきことを申し上げたのです。

畦道 あの、労組みたいな団体だからこそ法案に反対したり協議したり代替案出したりできるんじゃないんですか。それが存在意義じゃないんですか。それに話し合いの余地って、どこに生まれた話し合いの余地ですか。手出しできないなら指くわえてればいいんでは。

──しかし、それがきっかけで、傘下の組合から「容認しているなんてけしからん」「連合の本部は考え方を変えたのか」といった反対の声が上がってしまいました。
 われわれも、コミュニケーション不足できちんと情報共有できていなかった点は大いに反省すべきところはあります。しかし、傘下の組合員は、報道ベースで知ったことに基づいて発言している。その報道自体が間違っているのだから、誤解がどんどん広がっていってしまったのです。

畦道 認知されてたんじゃなかったっけ。傘下の組合員の認識不足、ってことですか。

 それくらい今回、一部の新聞報道は間違いだらけでひどかった。なかには誤解をもとにして「誰のための連合か」と言いながら、導入反対の姿勢を批判するなどわけが分からなかった。
 問題は朝日新聞です。どちらかというと労働者寄りの姿勢だと思っていたのですが、「高プロ」を容認していないのに「した」と断定して書き続け、名前も分からない組合幹部やOBの言葉を借りて連合執行部の幹部批判をチクチク展開するなど、とにかくひどすぎました。

畦道 新聞のせいなの? 畦道はむしろ、新聞は未だに労組としての連合の存在価値を問うなんてことするのねえ、って思ったけどさ。

そうした意図的な報道により生まれた誤解が、これ以上広がってしまうことは避けなければなりません。そこで、7月27日に開いた中央執行委員会で、あらためて「容認できない」とはっきり言ったのです。

畦道 報道って意図的なもの。意図的でないと困ります。労組の都合にいいように書いてくれる新聞じゃ困ります。別に朝日がいいわけじゃないけど、労組が今労働者からどういう目で見られているか、もう少しちゃんと考えた方がいいよ。

──その過程で、「高プロ」の対応に当たっていた逢見直人事務局長が会長代行になる人事が決まるなど、今回の騒動をめぐって連合内部や傘下組合などの間で、不協和音があるのではないかと見る向きもあります。
 今回の人事をめぐる議論については「高プロ」とは関係ないと聞いています。たまたま時期が重なっただけです。
 特に逢見さんは連合きっての政策通。2年後に連合は30周年を迎えるのですが、それに向け、能力を存分に発揮してほしいという思いも議論のなかにはあったようです。

畦道 ふうん。

 しかし、そのタイミングでちょうど「高プロ」問題が浮上してきてクロスしてしまった。さらに、またまた大新聞がもっともらしくこれらをリンクさせて解説するので、いつの間にかそういう話が流布してしまったということです。
──これまで連合は、政府に対峙する場面が多かったのですが、今回の労働基準法の改正に関しては、政府が「働き方改革実現会議」を設置して議論したこともあって、連合側が擦り寄っている印象があります。
 それは違います。連合は是々非々だし、擦り寄ったわけではありません。言うべきことは言っているし、自分たちが思っている政策を実現するために主張は一貫しています。我々にしてみれば、政府の方がスタンスを変えてきたのです。

畦道 畦道もすり寄ってる印象あるよ。というか、おっさん同士ダラダラしてるっていう印象しかないなあ。自分たちが思っている政策って、どんなのなの。そんなんあるの。政策を実現するには法律作らんといかんでしょう。法律があってこそ行政も動けるんでしょう。連合が立案して素晴らしい法律を作りました、って、聞いたことないけど。

 安倍さんは、あまり知られていませんが、じつは「社労族」です。だから労働問題には詳しいし、関心も高い。そういうこともあって、今回、実現会議を設置したり、労基法を改正しようとしたりといったことをやっているのだと思います。しかし「高プロ」はとにかく筋が悪い。

畦道 社労族。暴走族みたい。鉄鋼会社に勤めていたからかしら。鉄鋼って体質古いけどなあ。あ、だからいいのか。

──今回の件で、関係の深い民進党との間に溝ができたのではないでしょうか。
 これについては、蓮舫さんや野田さんなどにお詫びを入れましたけれども、確かに議論のスタート時点では、意思疎通が取れていませんでした。水面下の交渉も含めて、ある程度共有すべきだったのですが、ちょっとできていなかった。そのため民進党側は「えっ」となり、報道に伴う誤解によって「反対の立場で一緒にやってきたのになぜ態度を変えたのか」となってしまった。これは私どもの責任です。
 しかし、今はきちんと連携が取れていますし、もし法案が国会に行ったら、民進党に頑張ってもらいたいと思っています。

畦道 ひいい、詫び入れるんだ。すんません姉御、みたいな。民進党の支持率が低いのは労組の社会的評価が下がりまくってるからだと畦道は思っていますが違いますか。

──「高プロ」への反対を表明し、政労使合意はまとまりませんでした。連合として、今後はどのような行動を取っていくのでしょうか。
 確かに政労使合意はまとまりませんでしたが、法案に関する議論はまだまだ現在進行形の話です。労働政策審議会であらためて法案要綱に至るまでの審議をするのですが、それがもうすぐ始まります。そして、開催時期がいつになるか分かりませんが、秋の臨時国会で法案審議が行われるでしょう。
 それまでに、少しでもいい中身にしていくため、連合としてやることはたくさんありますから、粉骨砕身でやっていくつもりです。また、今回の反省でもあるのですが、傘下の組合組織にも同時並行できちんと知ってもらう必要があると思っています。報道で色々言われていることに対しては忸怩たる思いがありますが、組織運営上の問題を見直すいい機会だと思っています。そうした点を反省し、今後は反転攻勢でしっかりとやっていきます。

畦道 組織が自らの存続だけを考えるとこうなっちゃう、っていういい例ですね。

畦道はね、労働組合そのものが悪いとは思ってない。労働環境が本当に悪くて残業代どころかまともに給料も出ない時代には、団体で賃上げ要求することに意味はあったんだと思う。
でもね、もう、古い。
昭和の頃みたいに、女性が働ける職場が限られていた時代なら女は結婚して家に入ればいい、って言っていればよかったけど、賢い企業は優秀な女性をどんどん登用するようになって、就職できない若い男があぶれ出した。
爺さん達は自分の椅子にしがみついて離れないから、就職したい働きたい結婚もしたい若い男子は必死で爺さん達に媚びるしかなくなった。それか、起業するしかなくなった。それがダメなら不安定な非正規で働くしかない。
そんな爺さんを、若い男は支持しない。女性はもちろんしない。
若者に見捨てられた団体に、未来はない。