衣替え模様替えですよ。

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

風が強い。

衣替えだいたい終了。着ない服もかなり捨てました。
模様替えは少しずつ進んでいます。水道管の更新は無事というか、まあ、なんとか完了。洗面台はとりあえず保留です。だって畦道、今の仕事は5月末で終わりなんだもの。次のがまだ決まってないのだもの。
ということで、2016ゴールデンウィークはいつものように金欠週間です。

びっくりしたよ。

プリンスが亡くなった。グレン・フライモーリス・ホワイトデビット・ボウイもブラックスターと一緒に消えてしまった。
紫の雨に打たれつつ赤いコルベットに乗って、助手席にはラズベリー色のベレー帽の女性。
マドンナ、同級生がふたりもいなくなってしまったね。
テレビを新しくしてから特にテレビで音楽を聴くことが増えて、それはつまり映像付きで音楽を聴くことが増えて、ってこと。音楽は音だけでなく映像付きが当たり前になってて。
プリンスは、授賞式で「アルバムって覚えてる?」ってスピーチしたそうで。そうね、レコードのアルバム版、もう何年も聴いてない。MDに録音して聴いてたこともあったけど、MDがなくなってしまったし、CDもプレーヤーのトレイが出なくなってしまった。
でもね。音楽は聴くよ。むしろ90年代よりよく聴くようになった。映像付きの曲を、目を閉じて聴いたり、歌詞の意味を調べてから聴いたり、日本語訳付きで聴いたり、いろいろしている。
聴き方は変わっても、音楽を聴くってことは変わらない。

仕事もそう。

仕事も変わったよ。畦道はほとんど事務しかしたことないけど、80年代の初め頃から、事務の仕事ってかなり変わったね。
畦道がオフィスで最初に働いたのは80年代初頭で、まずはコピー機ファクシミリ。それだけでOA事務だったわね。その頃にはぼつぼつワープロが入り始めていた。
んでハケンとしてオフィスに復帰したのが今からちょうど10年前の2006年でした。ブランク長いでしょ。職場にひとり一台PCがあるのはすっかり当たり前になってました。
でもね。あんまり、みんなの頭の中は変わってないの。

ちっとも進んでない。

畦道はMacを1997年頃から使っているので、自分であれこれ工夫して使うのに慣れてて、だからエクセルやらアクセスやらワードやらもどうってことなかった。Macのツールって使いやすいの。オフィスだとばらばらになってるツールがいっぺんに使えるの。エクセルもペイントもアクセスもワードもパワーポイントも、ひとつのツールでまかなえるの。
だから分かりにくい、別々にしろ、っていう人もいるけど、畦道は使いやすかったのさ。表計算やマクロなんかもそんなに苦労しなかった。教えてくれた人がいい人だったこともあるけど、アクセスはすぐに実務で使えるようになった。
でもね。
みんながみんなそうじゃない。

昭和のままね。

なんでみんなエクセルのデータを手でひとつひとつコピーして別のエクセルにペーストするのかしら。データを目でひとつひとつ探すのかしら。
って、考えてみて、分かったことがある。
みんなにとって、エクセルって紙なのね。手で書いて電卓で計算して手で書くものなのね。
ペンを使わずにキーボードで入力するようになっただけで、エクセルのシートは升目の書いてある紙なのね。
だから、関数もファンクションもマクロも、どんなに説明しても分かんないのね。
分かりたくなかったけど、分かっちゃった。そう考えると、エクセルになっている表やデータの読み方が分からないのも分かる、って変な日本語だけど、そこに計算式が入っているのが理解できないのも分かる。だって紙だものね。紙は計算できないもんね。
畦道は初めての仕事がやたら判子ばっかり押す仕事で、それが嫌で、外資系がいいなと思ってたけど、外資系にも昭和の日本人がいっぱいいるのね。
そういえば、ゴールデンウィークって昭和天皇のお誕生日から始まるのだったわ。

まあいいや。

と愚痴ばっかりでもいけないので、来週の職場見学に備えて、残ってる仕事をちゃんとこなします。
畦道にとってエクセルは紙じゃないからね。進捗状況をびしびしあげて、エビデンス作ります。