重なるもので。

今週のお題「夏仕度」

体力勝負。

最近あんまりエントリーしてなかった派遣会社Tからオファー。昨日かかってくるはずだったA社からの電話がないので、こっち、Tにするべし。
最近、近くのスーパーに地場産野菜がいっぱい出ていて面白い。名前は知っていたけど生では始めて見る野菜、乾燥したのや種は知ってるけど葉っぱ状態が初お目見えの野菜。
そんな野菜をいっぱい食べて夏を乗り切るべく。

スイスチャード。

あくの少ないほうれん草だと思いねえ。サラダほうれん草よりちょっと大きいくらい。茎が鮮やかな赤だったり黄だったりするので、生のままサラダにするととっても綺麗。
ほうれん草に似ているだけあって、油炒めなんかも美味しい。炒め過ぎには気をつけて。

フェンネル

畦道は、フェンネルシードのお徳用を持っているくらいフェンネルの香りが好き。カレー作る時に使うと高級な感じになるのよ。
でも生の葉っぱは初めて見たの。細い細い葉がいっぱいついてて、刻むと爽やかな香り。ううー、すっきり。
細い葉は刻んで生のままポテトサラダに入れたり、スープに散らしたり。煮物に入れてもよし。お肉の臭みがさっと消えます。茎はちょっと固いので、スープを作る時の香味にしましょう。

コールラビ

これもテレビで見ただけ。たぶん日本のは小さいのね。キャベツの芯が丸くなったもの。見た目はなんかゲームのキャラクター、しかも弱いやつ、みたいだけど、切ると瑞々しくてしゃきしゃき。とても日持ちする野菜らしいので、見つけたら買いましょう。
畦道は全部千切りとか薄切りにして生で食べてしまったけど、煮ても美味しいらしい。

バジル。

これも種は持っていてデザートに使う。葉っぱの生は初めて使った。ああ、美味しい。刻んだトマトと刻んだバジル、ちょっとだけの塩とオリーブオイル、電子レンジで20秒ほど。夏スープのできあがり。
ハンバーグのソースにしても良いです。先に塩でしめておくと野菜の色が変わらない、気がする。

メロン。

日本のメロンは「マクワウリ」。黄色いつるつるしたマクワウリと薄緑の網干メロンを買いました。どっちも可愛いです。可愛いとか言いつつ、すぐ食べちゃうのです。
ちょっと前にNHKのガッテンでメロンの美味しい食べ方をしていたので、真似しました。
種の甘いところを集めて笊で漉して、とろっと甘いのを作ります。サイダーで割ります。メロンスカッシュです。ヨーグルトにかけても旨いかも。
果肉はころころに切って、グレープフルーツとかといっしょに大皿に盛って、バニラアイスと共にわしわし食べました。
網干兵庫県南部の地名で、「あぼし」と読みます。大正の頃から作られているのだそうです。畦道は兵庫県南部の生まれだけど初めて食べました。

兵庫県ぱんざい。

兵庫県はけっこう農業県です。県立農業高校があります。
まあ、商業高校も工業高校も、国立の高専まであるし、やっぱり工業県なんだけど、でも野菜の自給率が高い。日本酒日本一だしね。
淡路島では新しい取り組みが始まっていて、派遣サイトにも農業関連の仕事が出ていたりします。さすがに遠いので行けないけど、アパレルで働いていた人がバジル作ったり、面白そうな話をよく聞きます。
畦道がOsakaが苦手なのは、土がないからなんです。本物の都会だから。東京はど真ん中にも新宿とか皇居の森があるし、練馬なんて畑ばっかり。名古屋のことはよく知らないけど、神戸は市内で筍取りとか苺狩りとかできます。
Osakaは、すみずみまでアスファルト。徹底してます。神社やお寺にさえほとんど木が生えてません。なので、新しくなった大阪駅から見上げる空が、やけに綺麗に見えたりします。
その方が能率的で美しいのかも知れません。土がむき出しなんて、あっちこっちに畑や小さな森があるのなんてOsakaらしくないのかも知れない。
なので、畦道は兵庫県のことを考えます。OsakaみたいにOsakaのことを本気で考えて泣く政治家はいないけど、可愛い美味しい野菜や魚を育てて届けてくれる人がいっぱいいる、兵庫県のことを考えて生きていこうと思います。